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プレゼン&話し方の極意!教えます!
ただ話すだけでは,心を揺さぶれない。心を揺さぶる話とは?
- ①心を揺さぶる話とは?
- ②ただ話すだけではダメ。無言の”間”の取り方も大切。
- ③一本調子の話し方はNG!メリハリをつけて聴き手を巻き込もう。
- ④会話は”キャッチボール” プレゼンも会話しているように!
ただ話すだけでは,心は揺さぶれない。
ビジネスマンだけではなく,どんな人でも人に感動を伝える話し方を身につけられたら良いと思いませんか?
この記事では,そんなことに役立つ4つの方法を取り上げます。
少し意識するだけで,「心を揺さぶる」そんな話し方が身に付きます!
①心を揺さぶる話とは?
「揺さぶる」という言葉には,”強く感動する”という意味があります。
感動的な映画を見たり,心温まる物語を読んだ時,そんな感情になったことがあるかもしれません。
プレゼンであったり,ディスカッションや普段の会話であっても、聞く相手の心の中を”強く感動させ”,最後までその話を聞きたい,そう思わせる話し方が「心を揺さぶる」話なのです。
アブラハム・リンカーンの,ケティスバーグ演説は,まさにそのようなものだったかもしれません。
誰もが知っている,「人民の,人民による,人民のための...」というあの話です。

まさに聞く人の心は,強く揺さぶられました。
②ただ話すだけではダメ。無言の”間”の取り方も大切。
会話の中の”間”。これがとても大切な要素の一つです。
いわゆる”ため”のある話し方は,聞く人を惹きつけます。
落語の咄家たちの,小気味よいテンポの話しに,絶妙な沈黙という”間”が加わると,臨場感が増し,話に引き込まれていきます。
英語で”間”とは「STOP」ではなく「PAUSE」です。
ラジカセ世代の方なら,ポーズボタンを思い出されるかもしれません。(年代がバレちゃいますね)
テレビから流れる歌謡曲をテープに録音する時,録音待機中ポーズボタンをよく使ったものです。
ポーズボタンを解除すると,すぐに録音が始まります。
この機能からも分かるとおり,”間”は,次の会話への橋渡しとも言える大切な役割を果たします。
正しい休止の仕方は,理解しやすい話のために重要な要素と言えるのです。休止(間)によって,大切な点を際立たせ,聞き手の期待を高めることができるのです。
この”間”にも実はいろいろな種類があります。
・区切りのための”間”(休止)。
これはいわゆる文章の中にある「,。」(句読点)です。
考えを伝えるのに必要かどうかということは関係なく,規則のように一定の間隔で決まったように休止すると,話は迫力や明快さの欠けた一本調子のものになります。
・考えの変化を表すための”間”。
1つの要点から次の要点に移る時,”間”(休止)を置けば,聞く人はこれまでの話の要点を考え,思いを整理し,話の方向が変わることを意識し,次に話される考えを一層明快に把握できます。
車が,曲がり角を曲がる時にスピードを落とすことに似ていますね。
急なスピードで曲がり角に進入することはまずありません。
同じように,1つの考えから別の考えに変わる時に休止することは,とっても大切です。
・強調のための”間”(休止)。
この”間”は今までの”間”とは違い,ドラマチックな”間”です。
比較的長い休止と言えます。
そのような休止があると,聞いている人は,その前に話された事柄を深く考えることができ,次に話される事柄への期待を抱きます。
メモを取っていたり,タブレットで打ち込みをしている人は,思わず手を止め,顔を上げるかもしれません。
ミュージシャンであれ,先ほど述べた落語の咄家であれ,プロフェッショナルの人達は,自分の独特の”間”を持っています。
いかに上手に”間”を使うかによって,聞き手は感動し,心が揺さぶられるのです。
③一本調子の話し方はNG!メリハリをつけて聴き手を巻き込もう。
話には,メリハリ・抑揚(Modulation)が必要です。
抑揚とは,声の大きさ・スピード・声の高さをいろいろ変えるという方法です。
自分は話やプレゼンの中で何を強調したいのだろうと考えてみてください。
強調したいところでは,つい力が入ったり,声が大きくなったり,ゆっくり話したり,ジェスチャーが出たりするのではないでしょうか。
これが抑揚です。
メリハリが大切なのはそのためです。
抑揚は,話のスパイスのようなものです。スパイスが効きすぎた食べ物は刺激が強すぎて最後まで食べられません。
程よいものが,程よい量使われるなら,あなたの話の持ち味が十分に引き出され,聴く人にとって心地よい話になるはずです。
④会話は”キャッチボール” プレゼンも会話しているように!
会話はキャッチボールに似ています。
相手が取りやすいところにボールを投げるなら,楽しいキャッチボールを長く続けることができます。
逆に,取りにくいところばかりにボールを投げたり,常に全力投球でボールを投げ続けると,長続きはしないでしょう。
話の中でのキャッチボールとはなんでしょうか?
それは『質問』です。
もちろん直接答えてもらう質問もできますし,能動的に言葉に出さず,頭の中で考え答えてもらうこともできます。
大切なのは,話が一方的にならないということです。
一度話の波に乗り遅れたらもうついていけない,という印象を与えないようにしましょう。
そのような状況に気づいたら,上手に質問し,もう一度波に乗ってもらいましょう。
そうするなら,相手の心を揺さぶり,記憶に残り,感動させる,そんなプレゼンや話し方ができることでしょう!